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ヤマハスタジアムで行われたホストゲームBR東京戦から中1週間。静岡ブルーレヴズは、明日NTT ジャパンラグビー リーグワン 第13節を迎える。

今季から新たに取り組んでいるレヴズスタイルの核となる、ディフェンスとセットプレーで着実に成長と進化をみせ、今季最多7トライを生み出し掴んだ勝利に、自信はさらに大きくなったが一切の慢心はない。

それもそのはず、レヴズスタイルはまだまだ強く揺るぎないものになると誰もが確信しているから。

そして、今節久しぶりに訪れる聖地・秩父宮ラグビー場で対戦するのは、圧倒的アタック力でリーグワンの首位を走る東京サントリーサンゴリアス（以下、津東京SG）。

2018年度シーズン以来の対戦、強豪相手にレヴズスタイルで挑めるチャンスに誰もがワクワクしている。

もちろんこの試合でもキーとなるのはディフェンスとセットプレー。

東京SGの脅威のアタックに対して、個々がタックルで仕留めることと、しっかり左右、そして15人がコネクトしたBlueの壁で我慢強く守り抜きたい。

また「精度にまだまだ満足していない。」と大戸キャプテンが振り返るセットプレーでは、確実にプレッシャーをかけてスコアに繋げたいところ。

今節は、ノーサイドの後に、静岡ブルーレヴズの強みは「ディフェンスとセットプレーだ」と誰もが目の当たりにすることになるに違いない。

惜しい試合。

勝てた試合。

そんな言葉はもういらない。

勝って、その先にある景色を静岡ブルーレヴズに関わる全ての人と一緒に見てみたい。

この試合の注目選手は、ルーキーにして早くも大抜擢。ディフェンス勝負を征するために選ばれたこの選手。

背番号7、ジョーンズ リチャード 剛。

3月にチームに合流し、早1ヵ月半。

社員選手も多く、誰もが成長しようと努力する、成長させようとサポートし合う、そんなカルチャーに惹かれ選んだ静岡ブルーレヴズで、共にトレーニングに励み、リーグワンの試合を外から見ながら、やはり自身が憧れていたチームだったと再認識。そしてこのチームで一日も早く試合に出たいという思いがどんどん膨らんでいた。

そんな中でのいきなりやってきたチャンス。

試合を前に「一生懸命頑張ります」と緊張ぎみに話す。

「相手がどれだけ大きくても一発で倒せるタックルのスピード、パワーが素晴らしい」と堀川監督はじめ、首脳陣やチームメイトも絶賛する持ち味はなんといってもタックル。

普段は寡黙なルーキーはグラウンドに立つと豹変。

鋭く力強いタックルと、豊富な運動量、献身的なプレーが光る、チーム一、二位を争うハードワーカーであり、ルーキーながらプレーで引っ張るリーダーシップも抜群だ。

東京SGのどんなアタックに対しても、ピンチをチャンスに変えるタックルを見せてくれるだろう。

だが本人にとっては相手がどこであれ、自分にできることにフォーカスするだけ。

どんな相手に対しても、どんな状況でも安定したプレーで静岡ブルーレヴズのレギュラーになり続けることが今の最大の目標だ。

「自分は身体を張り続けるプレーしかできないので、とにかくハードワークし、身体を張り続けるプレーでチームに貢献したいです。」

多くは語らずとも明日、その背中を目で追えば誰もが存在の大きさを知ることになる。

背番号7にご注目ください。

本試合は、J SPORTS 2 / BS日テレ / Hulu にて生中継、また J SPORTS オンデマンド（有料）でライブ配信されます。

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＜リザーブメンバー＞

16. 平川 隼也、17. 植木 悠治、18. 郭 玟慶、19. 舟橋 諒将、20. マルジーン・イラウア、21. 篭島 優輝、22. クリントン・スワート、23. 矢富 洋則