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2021.09.05[SUN]
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静岡ブルーレヴズ 2021-22シーズン強化方針ならびにチーム編成について

 前身ヤマハ発動機ジュビロの頃より、静岡ブルーレヴズへの温かいご声援ありがとうございます。

 1月に開幕するJAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビー リーグワン)参入に向け、プロフェッショナルラグビークラブとして生まれ変わった静岡ブルーレヴズは、新戦力として4月に加入しました5名の日本人選手と、この度加入した4名の外国籍選手、そして新しいコーチ・スタッフを迎えて、2021-22シーズン リーグワンの初代王者を目指し本格的な活動が8月からスタートしました。

 この度2021-22シーズンのチーム編成が完了いたしましたので、強化方針や編成の考え方についてファンの皆様にお伝えさせていただきます。

2021年9月5日

静岡ブルーレヴズ

ゼネラルマネジャー 山谷 拓志

監督 堀川 隆延

■2021-22シーズン 静岡ブルーレヴズ強化方針(ヤマハ発動機ジュビロから引き継ぐもの、新たに挑戦するもの)

 今シーズンのチームコンセプトである「Revs Style “Be Professional”」は、革新を恐れずに挑戦する覚悟、困難な目標にワクワクして挑む情熱、そしてプロフェッショナルクラブとしての誇りをもって日本一を目指し、世界で自分たちにしかできない新しいスタイルをつくりだすことを意味しています。

 強化の柱は、ヤマハ発動機ジュビロ時代から大切にしてきた5Hearts(詳細下記)と呼ばれるチーム独自の哲学を革新していくことと、情熱をもったチームづくりを継承しながら進化していくことです。これまで積み重ねてきたセットプレーラグビーは私たちの最大の強みとして磨きながらも、様々な変化に適応できる力を磨くことが今シーズンの最大のフォーカスポイントであると考えています。

 あらゆる局面で相手より一歩先を予測し、先手で仕掛けることで自分たちの優位性を築いていくためには、これまで経験したことのないフィジカル強化、プレッシャー下での基本スキル強化、スペースをコントロールするための空間認識能力の向上、戦術戦略を全員が同じレベルで理解し遂行するためのAction Learningが必要になります。また、組織的なプレーの中で個に与えられた役割を全うするだけではなく、選手ひとりひとりが持っている個性をいかんなく発揮させていくこともチームの懐を大きくする上では重要な強化ポイントです。

 日々のトレーニングにおいて、目の前の一瞬一瞬に全力で、本気で取り組み、新しいRevs Styleをつくり上げて、突き抜けて成長し、日本一を目指します。

◎今シーズンのKey Focus

 1. Unstructured Attack & Defense

 2. Physical強化

 3. Spatial Awareness Ability

 4. Under Pressure Skill

 5. Action Learning


◎5Hearts

 KSC(Knockout Special Course)

 ⇒BlueRevs独自の拘りを持ったセットプレー

 Attack Pressure

 ⇒プレッシャーをかけ続けるアタック

 Blue

 ⇒伝統を引き継いだブルーの誇りを持ったディフェンス

 Hoka

 ⇒攻守交替時のアクション

 2v1

 ⇒数的優位を作り出すブレイクダウンの攻防

■2021-22シーズン 新加入選手の特徴やそれぞれに期待すること



PR 郭 玟慶(かく ぶんけい)

 強みはなんといってもスクラムの強さ。既に元日本代表の伊藤選手に匹敵するスクラムの強さがあるため、8人で組むBlueRevsのスクラムの技術などディテールを学ぶことで更なる成長に期待。




HO 山下 憲太(やました けんた)

 ずば抜けたタックル、ボールキャリアでの存在感は抜群。BlueRevs加入と同時にフランカーからフッカーにコンバート。近い将来、日本代表になれるポテンシャルを秘めている逸材。




FL/No.8 庄司 拓馬(しょうじ たくま)

 学生時代にキャプテンを務めた卓越したリーダーシップが魅力。人間性だけではなく、ラグビープレーヤーとしてのセンスも抜群。昨シーズン最終戦のクボタスピアーズ戦では入団直後にもかかわらずスタメン7番に大抜擢され活躍。激戦区の第三列を更に熱くする。




FL/No.8 Malgene Ilaua (マルジーン・イラウア)

 日本代表としてプレーした実績もあり、アタック面ではボールキャリアとしての推進力、ディフェンス面ではタックルの強さ、そしてジャッカルの強さにも秀でたプレーヤー。また陽気で明るいキャラクターはグラウンド内外でのチームビルディングでの活躍にも大いに期待。




No.8  Isi Naisarani(イシ・ナイサラニ)

 2019年のワールドカップで、ワラビーズのNo8として大活躍した選手。チームのエンジンとして、ボールキャリアの推進力とディフェンスでのワークレートも高さが持ち味。BlueRevsのレベルを確実に引き上げてくれる存在。




SO 岡﨑 航大(おかざき こうだい)

 視野が広く、ハンドリングスキル、コミュニケーションスキルの高いプレーヤー。サイズを感じさせないフィジカルの強さがあり、BlueRevsが目指すラグビースタイルに新しい風を吹かせてくれる存在の10番。




CTB Clinton Swart(クリントン・スワート)

 敵が最も対戦したくないであろう選手のひとり。フィジカルを前面に出した、勢いのあるボールキャリアと流れを変えるタックルが持ち味。ハンドリングスキルやキッキングスキルもレベルが高く、センターのみならずスタンドオフとしてのプレーにも期待。




WTB Keagen Faria(キーガン・ファリア)

 フィジカルが強く、スピードあるランニング能力に秀でた選手。BlueRevsが新しくチャレンジするスタイルでは、彼のランニング能力は大きな武器。日本でのプレー経験もあり、コミュニケーション力も高く、即戦力として期待。




WTB/FB 奥村 翔(おくむら かける)

 学生時代にプレースキック80%を越える成功率を誇る安定したキックが持ち味。またキックのみならずFBとしてスピードもある選手で、近い将来日本代表になるポテンシャルを備える。ポスト五郎丸として期待。




■2021-22シーズン コーチ・スタッフ編成について

 昨シーズンに引き続き、監督は堀川 隆延、ヘッドコーチは大久保 直弥の体制で継続した強化を行っていきます。長谷川 慎コーチは日本代表活動があるためにアドバイザーとしてチームに関わることになります。長谷川コーチの抜けたスクラム強化は、昨シーズンまで現役でプレーした名嘉 翔伍がスクラムコーチに就任し、これまで築き上げてきたスクラムのカルチャーを更に強化していくことを期待しています。また新しくアシスタントコーチとして昨シーズンまでサントリーでコーチとして活躍していた有賀 剛氏を招聘しました。彼には主にバックスのスキル向上とブレイクダウン強化を期待しています。スキルコーチのモセ・トゥイアリイは、昨シーズン同様にFWのプレー、ブレイクダウンスキル強化等を担当してもらいチームの強化を図ります。

 選手のフィジカルパフォーマンスの領域には、ハイパフォーマンスマネージャーとして新田 博昭氏に加入していただきました。彼の強みはラグビーのパフォーマンス向上に直結したフィジカルトレーニングを考案し、成果を出すことです。BlueRevsの新しい戦術・戦略を遂行するためには、ラグビーとフィジカルのコネクトが重要な課題でしたが、新田氏の持っている経験値やノウハウを最大限に引き出して、選手個々のパフォーマンスを最大化していきます。

 アスレチックトレーナーには、経験豊富な飯田 力氏、鈴木 浩充氏を招聘しました。選手ひとりひとりにきめ細かいコミュニケーションを取りながら、怪我をした選手をいち早く復帰させるだけではなく、怪我をしない身体作りをパフォーマンスチームと連携しながらプランニングしていくことを期待しています。また今シーズンより新しくリカバリースペシャリストという役職を新設し、相澤 基貴にはこの新しい領域での活躍を期待しています。トレーニング前後の選手のリカバリー向上における全ての責任を担ってもらい、選手が毎トレーニングでパフォーマンスを最大限に出し切れる環境をつくってもらうことを期待しています。

■2021-22シーズン 選手編成について

FW

 FWはセットプレーの強化とアンストラクチャー時のスキル・判断力の向上が最も重要な強化ポイントになります。セットプレーの最前列は、新人の郭選手、山下選手をはじめ、ポテンシャルの高い若いフロントローの選手たちがチーム内で競争しながら成長してきており、名嘉スクラムコーチの元、プライドを持ったスクラムでプレッシャーをかけていきます。

 ロックは、昨年度大きな飛躍を期待されながら怪我でプレーできなかった桑野選手が8月よりグラウンドに戻ってきます。キャプテン大戸選手と日本人2人で第二列をカバーできれば、攻撃的なバリエーションを持てることになります。昨シーズン加入したダグラス選手、ヒュートレル選手も今シーズンは2年目ということもあり、昨年以上のパフォーマンスが期待出来ます。またこのオフ期間に最もトレーニングの成果を上げてきた2年目の三浦選手もキャプテン大戸選手の背中を負う存在になってくれることを期待しています。

 バックローは最も競争が熾烈な激戦区となります。現役南アフリカ代表のスミス選手に加え、今シーズンより加入のオーストラリア代表のナイサラニ選手と元日本代表のイラウア選手の加入で攻撃的な布陣が組めることになります。しかし、緻密なRevs Styleを貫くためにはハードワーク出来る日本人選手の存在も重要です。ルーキーとして活躍が期待される庄司選手やベテランの三村選手、松本選手の他にも昨年度怪我で出場でできなかったセンス抜群の杉原選手、舟橋選手も9月には万全な状態で戻ってくる予定であり、今シーズンの選手起用においてはコーチ陣が一番頭を悩ますポジションになりそうです。

BK

 スクラムハーフはベテランの矢富選手を筆頭に、リーグワンで最も長く早いパスを放れる吉沢選手、篭島選手、田上選手が新しい個性を発揮しながらゲームをコントロールします。

 スタンドオフは、昨シーズン多くの経験を積むことができた清原選手とスピードあるランニング能力が魅力なグリーン選手、広い視野を持ってゲームをコントロー出来る岡崎選手、誰よりもRevs Styleを理解している和田選手の成長も楽しみです。

 センターは、スワート選手の加入で第三列に次ぐ激戦区となりました。センターのポジションに求められるのはゲインラインの攻防で相手ディフェンスラインの壁をペネトレイトすることと、誰よりも体を張ってチームのディフェンスに貢献することです。タヒトゥア選手の破壊力ある突破、昨シーズン公式戦で鮮烈なデビューをした白井選手、ポジション変更で成長した石塚選手、そして怪我で出場機会のなかった鹿尾選手、小林選手の復帰は大きな力となるでしょう。

 バックスリーは、ポスト五郎丸の期待が掛かる奥村選手、今シーズン加入のスピードとフィジカルが魅力なファリア選手、過去2年間リーグのトライ王となった決定力あるツイタマ選手、今シーズン大きく成長が期待される中井選手、矢富洋則選手など若い選手のポジション争いがチーム力を向上させてくれるでしょう。

以上