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2022.5.26[THU]

【2021-2022シーズン退団選手コメント】 Vol.5 廣川 翔也 選手

いつも静岡ブルーレヴズに温かいご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。

 

この度、2021-2022シーズンをもって退団する廣川 翔也 選手のコメントをアップいたしましたので、お知らせいたします。

 

ヤマハ発動機ジュビロから静岡ブルーレヴズに渡り5シーズン活躍した廣川選手は、ヤマハラグビースクールから入団した唯一の選手。持ち味はなんといってもタックル。どんな大型選手にも決して怯まない、低く鋭いビッグタックルで何度もピンチを救い、チームメイトとファンに大きな勇気を与えて続けてくれました。

 

廣川選手のコメントをぜひともご覧ください。

ヤマハ発動機ジュビロ・静岡ブルーレヴズでの現役生活を振り返って

小さな頃から憧れていたチームでプレーできた5年間は本当に幸せで、夢のような時間でした。

大学4年生の5月、ラグビー選手になることを諦めて就活をしていた最中に採用の方から声をかけていただきました。その時は本当に嬉しかったのと、あまりに突然の出来事で状況を理解するのに数日かかったことを今でも覚えています。

そこからチームの一員となり、素晴らしいコーチ・スタッフ、チームメイトとラグビーができた経験は私にとって一生の宝物です。

なかなか公式戦には出場できませんでしたが、チームmax(ノンメンバー)としてチームblue(試合メンバー)とやり合い、試合に送り出すこと、そのメンバーが活躍する姿を見ることなど、どれも私にとって素晴らしい思い出で、そんな経験ができたチームを私は誇りに思っています。

一番印象に残っている試合や出来事

2017 - 2018シーズンのジャパンラグビートップリーグ最終節のパナソニック戦です。

私が出場した唯一の公式戦ですが、まさか自分がこの試合に出るとは思ってもおらず、当時監督の清宮さんから出場選手として名前を呼ばれた時は、これがラグビー人生最後の試合になってもいいという覚悟を決めて試合に臨みました。

試合は後半途中で足を攣ってしまい交代となりましたが、それまでは自分らしいプレーができたと思います。

また、試合会場のヤマハスタジアムは小さい頃から応援に来ていた場所で、このスタジアムで出場できたことも貴重な経験です。

そして、普段はあまり聞く余裕がないのですが、この日は観客席からの「ヤマハ」そして「廣川」コールが耳に入り、本当に力になりました。ありがとうございました。

ファンの皆様へ

これまで応援していただき、大変ありがとうございました。

私は小学2年生からヤマハラグビースクールに通い始め、ずっとこのチームを応援してきましたが、選手として過ごした5年間でもっともっとこのチームを好きになりました。

近年はコロナ禍で、皆さんと直接お会いできる機会は減ってしまいましたが、いつもグラウンドやスタジアムで「おかえり」や「頑張ってね」などと声をかけていただくことが大きなモチベーションになっていました。

また、静岡ブルーレヴズ時代に関わらず、これまでの私の現役生活は本当にたくさんの「人」に恵まれていたと感じています。

これまで関わっていただいた全ての方のおかげで大変素晴らしいラグビー人生を送ることができました。心から感謝しております。

これからはどのような形になるかはわかりませんが、静岡ブルーレヴズへの恩返しをしていきたいと思います。また、応援もし続けていきます。

最後になりますが、5年間たくさんの応援をしていただき、本当にありがとうございました。

そして、これからも静岡ブルーレヴズをよろしくお願いいたします。

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